心因性早漏症を薬で治す

心因性早漏症というのは体が原因の過敏性早漏症とは対象的に、気持ち(メンタル)が原因の早漏です。
「緊張しすぎてしまう・不安がある」
「エロい状況に興奮しすぎる」
タイプとしては大きくこの2つに分かれます。緊張や不安の原因はそれぞれですし興奮の状況もいろいろあると思いますが、どちらにしても本人の気持ち的にはまだ射精するタイミングではないのに、大脳のノルアドレナリンが増えることによって先走って射精中枢に信号が自動的に送られて射精がはじまってしまいます。

この心因性の早漏を止めるには緊張や興奮が原因で増えてしまうノルアドレナリンが、同じ状況でも増えないようにすればいいわけです。

自力で脳内のノルアドレナリンを抑える

心因性の早漏症の原因は、興奮やストレスでノルアドレナリンが脳内で急激に増えてしまうことにあります。ですから心因性の早漏症を止めるには「興奮しないようにする」「ストレスを感じないようにする」のが正攻法です。

興奮してしまうのが早漏の原因の場合は
・暗算をする
・興奮しない相手を想像する
・ゲームや本など関係ないことを考える
というようなちょっと馬鹿馬鹿しい方法でも充分効果があります。

興奮ではなく緊張や不安が早漏の原因の場合は
・楽しいことを思い出す
・緊張や不安の原因を解消する(EDが原因ならED薬を飲むなど)
という方法が効果的です。
特にED(勃起不全)、早漏症、ペニスのサイズにコンプレックスがあったり、以前にセックス中に言われた何かが気になっていたりすると、それらが積み重なって自分で考えるよりも影響が大きく早漏症の原因になってしまう事があります。

薬でノルアドレナリンを抑える

気持ちよすぎて早く射精してしまう場合は麻酔で感覚を麻痺させればいいわけですが、気持ちの問題になると麻酔では対応できません。リドスプレーのような麻酔スプレーを使っても全然効果が無いという人もいますよね。

そこで登場したのがプリリジーです。プリリジーは世界初の経口で服用する早漏防止薬です。日本では承認されていませんが世界では20カ国以上が早漏防止効果がある医薬品として承認しています。現在はプリリジーのジェネリック薬としてポゼットという商品が出ていて人気があります。

このプリリジーの有効成分は「ダポキセチン」という物質です。ダポキセチンは「SSRI=選択的セロトニン再取り込み阻害薬」と呼ばれる抗うつ薬の一種になります。抗うつ薬はうつ病の治療に使われる薬ですが、早漏=うつ病ということではありません。
実はSSRIという系統の抗うつ薬には射精を遅らせる「射精障害」という副作用があります。抗うつ薬として開発されたSSRI系の成分としては、フルボキサミン・パロキセチン・セルトラリン・エスシタロプラム・フルオキセチン・シタロプラムなどがあります。これらの成分にも射精障害の副作用はありますが、それ以外の作用が強く早漏の治療には適さないとされています。それに比べてダポキセチンは射精障害の副作用が強く、それ以外の本来の抗うつ薬としての作用などが少ないことから注目されて早漏防止薬として発売されたわけです。
ダポキセチンは、ドイツ・イタリア・ポルトガル、フィンランド、スウェーデン、オーストリアなどをはじめ、世界20カ国以上で早漏症の治療効果が認められ正式な医薬品として承認されています。

日本では承認はされていませんが輸入は認められており、一部のEDクリニックでは海外から取り寄せたプリリジーやプリリジーのジェネリック医薬品を処方している場合もあります。日本でプリリジーやプリリジージェネリック薬のポゼットを使用したい場合は、こういったクリニックで処方してもらうか、個人輸入代行などを利用してネットで購入することもできます。

また、バイアグラ・レビトラ・シアリスなどのジェネリック薬の中にはダポキセチンも配合されているお薬もあります。早漏症と勃起不全の両方に悩んでいる方には非常に人気がある商品で個人輸入のサイトでも人気が高いようです。
ただし、ダポキセチンとED薬の成分が1つの錠剤に入っていると量の調節が難しいというデメリットがあります。またダポキセチンの効果時間は1~2時間しかありませんが、他のED治療薬の効果時間はそれぞれ違います。ポゼットとED薬を別々に買うのもいいかもしれません。

プリリジー・ポゼットの効果時間

有効成分のダポキセチンの血中濃度のピークは服用後60~70分です。代謝され体外に排出されるのがわりと速いので効果は3~5時間程度と考えておくといいでしょう。
つまりセックスの30~60分くらい前に飲んでおいて2~4時間効果が持続するという感じになります。

プリリジー・ポゼットの副作用

もともと抗うつ薬という精神科領域のお薬です。そういう意味では心の病気を治すのがメインで射精が遅れるのはおまけみたいなものです。
眠気・めまい・倦怠感
眠くなったりボーっとしたりということがあります。体からお薬が抜けるのもはやいので長引くことはありませんが、飲んだあとはしばらく車の運転や機械の操作などはやめておきましょう。
吐き気・頭痛
あまり深刻になる副作用ではありませんが、辛い場合は服用量を減らしたほうがいいでしょう。

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