射精のメカニズム

ペニスから精液がでる仕組みを知らないと自分の早漏のタイプが把握できないので、自分にあった早漏のお薬も選べません。
早漏のことを考える前に、まず射精のメカニズムのお勉強を簡単に済ませましょう!

射精するまでの流れ


射精とは「オスの生殖器から精子を含む精液を放出すること」ですが、この射精に至るまでの間には体の中でいくつもの段階があります。
1.性的な刺激、興奮
まずはエッチな気分になったり、ペニスや体が気持ちよくなる段階です。脳が刺激され「ノルアドレナリン」という物質が分泌されます。このノルアドレナリンは性的な興奮以外にも、ストレスを感じる時に分泌されることがわかっていて、セックスへの不安や緊張を感じることで急激に増えていきます。
2.射精の準備
脳が興奮するのと並行して、下半身では射精の準備がはじまります。
まず精液の一種である尿道球腺液という無色透明の液体が分泌されます。これはカウパー氏腺液や先走り汁などとも呼ばれ、尿道や女性の膣内での精子の生存時間を伸ばす働きがあります。
そして陰嚢が小さく縮まって睾丸がペニスの根元に引き寄せられます。睾丸の精巣上体という所に蓄えられている精子は睾丸から出て、精管の途中の精管膨大部という所に移動して射精まで待機状態になります。
3.脳からの信号
興奮や快感や緊張やストレスが積み重なりノルアドレナリンの分泌量が一定を超えると、いよいよ脳からの射精の指令が脊髄にある射精中枢という所に届きます。
4.射精中枢が反応し射精反射
脳からの指示を受け取った射精中枢は、射精反射という反射作用を起こします。
これは熱いものに触ってしまった時に手を引っ込めたりするのと同じ反射作用なので、この反射が始まると射精を止めることはできなくなります。
余談ですが、この射精中枢を外部から刺激するという実験が行われた事がありましたが、性的な興奮などがなくても射精中枢を刺激すれば射精が始まる事がわかっています。
5.精液の移動
さて、射精反射が起きるとあとは自動的に射精のシステムが動き出します。
睾丸を出て精管の途中で待機していた精子が射精管を通過し尿道前立腺部に移動していきますが、尿道は尿道括約筋という筋肉で閉じられているので内部で圧力が高まります。ここまでくると射精の直前です。
6.精液を放出
そして尿道括約筋が弛緩すると、圧力が掛かっていた精液が押し出されるように尿道を通って亀頭の先端の尿道口から飛び出します。
この時同時に精嚢の平滑筋や肛門の括約筋も収縮し、はじめの精液が出た後も何度かに分けて残りの精液を放出していきます。この射精に関連する筋肉の収縮は徐々に弱くなり収束し、勃起も収まります。

早漏にならないタイミング

このように一口に射精といっても様々な器官が関係して段階的に行われていきますが、「3」の脳からの信号が腰のあたりにある射精中枢に届いてしまうと、精子の準備が完了して発射の動作にはいってしまうので射精が止められないのです。出るまでの時間を少し稼げる程度で、根本的な早漏防止にはなりません。
拳銃で言うと、弾を込めて構えるまでが1と2で、3は引き金を引いてしまったあとのような感じです。

ですから早すぎる射精を防ぐためには1か2の段階で時間を稼ぐのが重要になります。
具体的には

・興奮を抑える
・刺激を抑える
・興奮や刺激によって分泌される脳内物質を抑える
・脳から背骨にある射精中枢に信号が送られないようにする

ということです。

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